X1スーパーI/Oボード、検討日記 −−− 2001.?.?? −−−  1MバイトEMMボードは、当時夢だったし、純正(CZ8FB03付属の)バンクメモリボード は、8MHzのオーバークロックに付いてこない。  今日このごろの事情なら、CPLDとメモリの2チップ構成で、両方をサポートするボー ドが作れそうだ。  HDDインターフェースの回路は簡単そうなので、ピン数が間に合えば、一緒に入れ てしまおう。  デバイスとしては、5Vインターフェースとコスト面を考えるとXilinxのXC9500シリ ーズのPLCCパッケージが妥当な線だと思う。  I/Oピンがたくさん必要なのでデカイパッケージの方がよいが、アマチュア工作の範囲 と、入手の安易さを考えると、パッケージはPLCC84で、そうなるとXC9572-PC84か、 XC95108-PC84しか選択肢がない。  価格はXC95108-PC84でも\2,000以下なので、まぁいいでしょう。  メモリの方は、EMMをクリアするためには320MBが必要で、手元に1MbitSRAMが余ってい るけど、320KBのEMMには3つ必要で、半田付けが面倒。  ここは4MbitのSRAM1つで512KBにしよう。問題は価格と入手の困難さですね。 1MbitSRAMが手元に余っているけど、EMMをクリアするためには320MB が必要で、3つもSRAMを半田付けするのは面倒なので、4MbitのSRAMを1つつけで、 512KBにしよう。  512KBあれば、下記の3つの使い方が出来て、非常に便利そうだ。 1.バンクメモリ16バンク(フル実装) 2.512KB EMMメモリ 3.320KB EMMメモリ +バンクメモリ6バンク −−− 2001.8.31 −−−  とりあえずEMM+BANK MEMORY + HDD I/FをABELで組んで、コンパイルだけしてみた。  HDD I/Fを付加すると、XC95108でなければ入りきらないようだ。  EMM+BANK MEMORYなら、XC9572でも納まるみたい。 −−− 2001.??.?? −−−  4MbitSRAMのDFIPタイプが秋葉原で\2,800で売られていたので、即購入。  X1用基板は入手出来なかったため、カードエッジ+ユニバーサル基板で制作するこ とにして、カードエッジ+基板を購入した。 −−− 2001.11.?? −−−  有限会社ヒューマンデータから、スパルタン2ブレッドボードと共にXC95108-PC84を 購入し、すべてのパーツが揃った。 −−− 2002.12.?? −−−  PCMCIAのI/Fは、EMMの部分にアサインできることに気がつき、メモリ側をPCMCIAにして しまい、ジャンクSRAMカードを買ってくれば大容量メモリ部を安くできないかと構想する。  秋葉原のジャンク街を散策するが、PCMCIA-SRAMカードなんて、規格だけでほとんど存在 しないことに気付き、メモリ部にSRAMチップを使う方向へ戻る。  しかし、PCカードATAでメモリカードをHDDにする線は残っているし、PCカードATAのたた き起こし方も別ボードで実験済みで、\300で購入したPCMCIAのコネクタも無駄にしないため、 PCMCIAは実装する予定にしておく。 −−− 2002.2.1 −−−  スパルタン2に魅せられてしまい、このプロジェクトを忘れていることを思い出す。  半田付け面倒だし、う〜む、これからどうしよう。