キーボードコネクタの半田剥離

キーボードコネクタが接触不良になったり、まったく効かなかったくなる症状は、X1/turbo/Zシリーズで頻発する故障の一つです。
端子表面の接触不良や多少の酸化なら接点復活材で復活しますが、一定の方向にテンションを掛けた時だけキーが効く(効いていた)場合はコネクタの基板に半田クラックが入っている可能性が高いです。

この場合、キーボードコネクタ 基板までばらし、クラックの入った半田ランドを半田コテで溶かせば回復します。

キーボード端子は前後に2つ備えている機種が多いので、困窮するケースは少なかったと思いますが、初代X1からZシリーズまで、ず〜っと改善されなかった難点の一つです。