X1/turbo用キーボードケーブルの劣化と交換

X1/turbo用キーボードケーブルの交換

X1/X1turbo用キーボードのカールコードの外皮は経年劣化で白化して、このようにボロボロに割れ落ちてしまうようです。


このまま使用するとゴミをまき散らすし、キーボードラインには+5.0V電源が出力されているのでショートすると危険です。
コネクタは一般的なφ3.5ミニプラグなのでオーディオ用ケーブルに交換しました。

まず、キーボード裏のネジ6本を外すとケースが外れます。

キーボードケーブルの3Pのコネクタを基板から外してコードブッシュを止めている金属板のピンを引き抜くとケーブルが外せます。


コードブッシュは固定ピンの関係で換えが効きませんが幸いコードとは材質が違うようでコードほどは劣化しないようです。(X1,X1turboで確認)

穴をドリルなどで慎重にザグると、コード部分だけボロボロとはがれ落ちるのでコードブッシュを再利用できる場合があります。

φ3.5mmジャックのコードはオーディオケーブルやイヤホンなどでも性能的には全く問題ありません。
カールコードがよければ無線用ケーブルで見つかりますが、同じ径のものはまだ見つかっていません。

これらのケーブルをちょん切り、コードブッシュを通して3Pコネクタを取り付けるのが一番簡単だと思います。
3Pコネクタは元のケーブルから拝借しましたが、航空電子製のILシリーズかなにか(未確認)なので入手も可能でしょう。